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連続講座6
地域に息づく人形劇場 ~伝統芸能の継承、変容と創造~

連続講座第6回では、国内外の人形劇場を取り上げて、それぞれの地域性や独自性とともに継承や創造活動の実際を学びます。

地元・大阪からは、能勢町立淨るりシアター館長の松田正弘先生にご出演いただき、「能勢の浄瑠璃」の地に設立された複合文化施設ならではの先駆的な取り組みや鹿角座の活動について、オンラインツアー形式でご紹介いただきます。

台湾からは、民俗芸能の布袋戯(手袋を使った人形劇)に関する制作や研究活動に携わってこられたロビン・ライゼンダール先生にご出演いただき、布袋戯の特性や近年の創作活動について、豊富な資料とともにお話いただきます。

※後日、ルーマニア・ツァンダリカ劇場(出演:カリン・モカヌ劇場長)の配信も予定しています。どうぞお楽しみに!

【配信期間①】1月24日(月)12:00  ~ 1月31日(月)18:00  配信終了 

【配信期間②】2月21日(月)10:00  ~ 2月28日(月)18:00  配信終了 
【視聴申込】2021年11月30日(火)10:00 ~  2月10日 視聴申込(3)
【コメントシート】1月24日(月)12:00  ~ 1月31日(月)18:00

​※配信期間②については、受講登録者全員に視聴ページをご案内いたします。

申込受付終了

講師陣

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松田正弘

淨るりシアター館長

 1993年の劇場(「淨るりシアター」)オープン時から、プロデューサーとして、また2007年からは館長として企画・制作に携わる。
 江戸時代から続く伝統芸能である<能勢の浄瑠璃>(人形を持たない三味線と語りで演じる素浄瑠璃)に、人形と囃子を加え、能勢オリジナルの人形浄瑠璃を平成の時代にデビューさせ、「鹿角座(ろっかくざ)」として劇場付け劇団を旗揚げする。以後、サントリー地域文化賞等数々の賞を受賞。
 2001年には、「文化庁派遣芸術家在外研修員」として、インドネシア・デンパサールに留学し、他国文化も研究する。近年は講師や他の劇場プロデュースについてのアドバイザーとして、また、観光行政に携わり、文化資源を活かした観光とのリンクを仕掛けている。2018年に上方の舞台裏方大賞受賞。

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タマシ・モニカ

ルーマニア ヒペリオン大学 社会科学・自然科学・人文科学学部 外国語学科准教授

ブカレスト大学 外国語・文学部 日本語・ドイツ語学科を卒業。エラスムス交換留学プログラムの奨学金を得てドイツのトリエル大学に留学。文部科学省の留学生として大阪大学大学院 言語文化研究科 言語社会専攻で博士前期課程を修了。現在、ブカレスト大学大学院 CESI(Center of Excellence in the Study of Image)の博士後期課程に在学中。
多和田葉子の『献灯使』と Etüden im Schnee をルーマニア語に翻訳。
ルーマニア・日本・ドイツを繋ぐ通訳家として様々な活動に携わる。

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モカヌ・カリン

ツァンダリカ劇場理事長(ルーマニア・ブカレスト)

舞台芸術の分野において三十年以上にわたって活動を続け、現在ルーマニア・ブカレストのツァンダリカ動画・人形劇場の理事長を務める。
ブカレスト "I.L. Caragiale" 国立演劇・映画大学の演劇・アニメーション劇学部を卒業。同大学の監督・ビジュアルシアター修士課程を経て、ブカレスト経済大学大学院の文化管理修士課程終了。現在はシビウ市の演劇大学大学院博士課程に在学。
ヨーロッパにおける四つの重要な子供・青年向けの演劇祭のプロデュースに加え、舞台芸術の分野に関心を持つ若い世代の活動支援プログラムにも着手している。近年では道・広場・公園など、演劇鑑賞の型に捉われない珍しい場所での「ビジュアル・シアター」に注目し、その芸術的表現コンセプト(クリエイティブ・コンセプト)の開発に携わる。
ASSITEJ〈国際児童青少年舞台芸術協会〉ルーマニア、UNIMA〈国際人形劇協会〉ルーマニア会長。

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ロビン・ライゼンダール

Taiyuan Asian Puppet Theatre Museum 前館長

2000年から2020年まで台湾の台北市にある台原亞洲偶戲博物館の館長を務め、10,000点を超えるアジアの人形劇と関連品のコレクションを収蔵してきた。現在、国立台湾博物館のアジア人形劇研究プロジェクトに携わる。
オランダのライデン大学にて中国学の博士号を取得(博士論文は ”Marionette Theatre in Quanzhou” Brill publishers(2006)より出版)。
アジアの人形劇に関する著作多数(Asian Theatre Puppets, Thames & Hudson, 2009など)のほか、世界各地で人形劇関連の展覧会のキュレーターを務めた。これまでに脚本と演出を手がけた台湾の現代的および伝統的な(人形)音楽劇は20作品を超え、世界30ヶ国以上で上演されている。
台北市の名誉市民。台湾の人形劇を世界に広めた功績により、2019年にパリのフランス研究所からPrix franco-taiwanaisを授与される。2021年、台湾文化部より文協獎章を受章。

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志村聖子

相愛大学音楽学部准教授

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。九州大学大学院芸術工学府修士課程を経て、同博士後期課程修了。博士(芸術工学)。

九州大学大学院芸術工学研究院学術研究員、政策研究大学院大学文化政策プログラム研究助手を経て、2017年より相愛大学音楽学部准教授。
日本アートマネジメント学会九州部会長、大阪府市文化振興会議専門委員(アーツカウンシル部会委員)。
単著に「舞台芸術マネジメント論—聴衆との共創を目指してー」(九州大学出版会、2017)、共著に「はじまりのアートマネジメント 芸術経営の現場力を学び、未来を構想する」(水曜社、2021)ほか。
2019年度より相愛大学「伝統芸能コーディネーター育成プログラム」統括責任者を務め、大阪における伝統芸能の担い手育成のあり方を理論・実践の両面から考察している。

後援:大阪市、大阪市中央区、大阪市住之江区、大阪府教育委員会