連続講座4

能における舞台装置と道具 ―能舞台・能面・装束に宿る記憶と美—

 イベントは終了しております 

【配信期間】2020年9月11日(金) ~ 2020年9月18日(金)

第4回は山本能楽堂へのスタディツアー(オンライン版)として、能の実演に不可欠な能舞台の構造や装束、能面を見学します。
山本章弘先生(能楽師・シテ方)の先導のもと、能舞台の形式についてや、能楽堂内部のしくみを立体的に把握した後、
絢爛、風雅な能装束や、山本能楽堂所蔵の能面の数々を鑑賞いただきます。
特別ゲストとして、長年、能装束製作に専従されてこられた佐々木洋次氏(選定保存技術保持者、㈱佐々木能衣装 代表取締役社長)
をお迎えして、能装束に描かれている文様や色、装束製作技術の継承についてお話を伺います。
過去から受け継がれてきた空間や有形物に宿る美や精神性を感じ取るとともに、継承に関わってこられた先人達の歴史を体感できる回です。

講師陣

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能楽師・シテ方

山本章弘

1960年大阪に生まれる。観世流能楽師。重要無形文化財保持者総合指定保持者。

公益社団法人能楽協会理事、公益財団法人山本能楽堂代表理事

特定非営利活動法人べっぷかんこうかい理事長 京都造形芸術大学客員教授

ユネスコ世界無形遺産である能楽を「現代に生きる魅力的な芸能」として、能楽の普及と継承につとめる。子どもたちへの能の次世代教育も積極的におこない、これまでに全国で8万人以上の子どもたちに能の魅力を伝える。また、ブルガリアを中心に、東・中央ヨーロッパと日本の能の海外公演を通じた国際交流につとめ、ヨーロッパ最大規模のシビウ国際演劇祭(ルーマニア)に5年連続招聘を受け喝采を浴びる。2017年大坂城とブルターニュ大公城(フランスナント市)の友好城郭提携の際には能の公演を実施し国際親善につとめる。外務大臣表彰、国土交通大臣表彰「手づくり郷土賞」、国際交流基金「地球市民賞」、ティファニー財団伝統文化大賞、グッドデザイン賞など受賞。

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㈱佐々木能衣装 代表取締役社長

佐々木洋次

1956年 京都市生まれ
1994年 ㈱佐々木能衣装 社長就任
2020年 選定保存技術「能装束製作」保持者 認定

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株式会社 佐々木能衣装

1897年 佐々木重太郎が応仁の乱以来の「御寮織物司」の流れをひく「唐織屋 俵屋」より独立、北猪熊にて創業

1934年 二代目佐々木光之助、現社屋に移転

1967年 三代目佐々木洋一 社長就任

1994年 四代目佐々木洋次 社長就任



能装束製作を専業にする唯一の織元として能・狂言・歌舞伎等の舞台に数多くの装束を提供し続けている。

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後援:大阪市、大阪市中央区、大阪府教育委員会